今日の一本…『交渉人 真下正義』
アノ<『踊る』シリーズのレジェント・ムービー(スピンオフ・ムービー)、『交渉人 真下正義』を観てきました。
『踊る1』では「興行収入101億、動員700万人」という日本映画実写歴代5位(当時)、『踊る2』では「興行収入173.5億、動員1,260万人」という日本映画実写歴代1位に輝くという素晴らしい興行成績を残しながらも、「映画なんぞは解りもしないおバカが観る映画」と酷評された『踊る』シリーズの派生作品でありますから、評価はまちまちでしょうね。
ということで…
私自身はコノ『踊る』シリーズをかなり気に入っているのでソレナリには…。
とは書きましたが…
今回はアノJR福知山線の脱線事故の件もあったので「正直、ちょっと滅入った…」という感じです。
ま、完全なる私の選択ミスですので、本来ならばもっと楽しめたのかもしれません。
何よりもエンドロールの「JR西日本(←協力)」の文字がより気持ち(感想)を複雑にしています…。
で、作品の方ですが…
こういう作品ですから、どうしでも元ネタとの比較になる訳ですが、そういう意味合いでは『踊る1』の方が面白かったです。(^_^;
『踊る』シリーズ全般に言えるコトではありますが…
個々のキャラクターは立っておりますし躍動感もある。何よりもそのテンポがいい…。
ストーリーも飽きさせることなくソレナリに推理ゲームも楽しめるようなギミックや伏線も用意されているので、結構ワクワクドキドキしながら楽しめる作品だと。
しかしながら、観賞後に改めて犯人像や犯行の動機、犯行の経緯等を考えると「???」な作品なんですよ…。
ネタバレになるのでココでは割愛しますが、そういう意味合いでは本作も例に漏れることなく…というよりも、より鮮明に「???」って感じでしょうか…。(笑)
ま、コレも制作者側の意図でしょうから善し悪しというか評価は分かれるのでありましょうが、私的にはかなり微妙です。
ですが、設定的には大満足です。
特に前半部のTTR総合司令室における「TTR」、「警察」、「犯人」のやりとりは秀逸。
舞台を限定することにより絶妙な緊張感が生まれ、また、伏線の張り方も嫌みなく、そしてさりげなく散りばめられ、結果、後半部への期待が加速度的に高まります。
ただ…
細かなディテールも良く描かれているのですが、“ラヴェル”を知っている人にとっては何となく想像できちゃうトコロはちょっと辛い…。
っていうか、私は一発目のヒントで謎(爆弾の起爆方法)が解けちゃいました。(^_^;
ということで…
斯様な形で感想をスラスラと書けるというコトは作品的にもソレナリに満足しているという結果なのでありますが、コノ結果を素直に受け入れられない自分がいます。
たぶん、ああいう事故がなかったらもっと楽しめた作品でしょうから、ちょっと残念です。
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