今日の一本 #1…『ネバーランド』
05年の2本目は『ネバーランド』です。
繁忙につき今月の映画鑑賞は諦めていたのですが、予定していた打合せが延期となったため晴れて鑑賞と…。(
^o^)/
史実(事実)に基づく作品ということで「良い作品ではあるが…」というある種の無念の感想を持つのではないかと思っておりましたが、ソノ想像とはだいぶ違った作品でありました。
と言いますのも、史実がモチーフになっているコトに違いはないのですが、そのエピソードが詳しく語られる訳でもなく、また当時の状況を忠実に描くでもなく…という感じで従来のコノ手の作品とはひと味違ったテイストの作品でありました。
大きな起伏もなく、静かにそしてゆったりと流れるストーリーは、人によってはひどく退屈なモノかもしれません。
また、近年の作品にありがちな過度の演出やブラックユーモアといった“毒気”は一切排除され、驚きや笑いといったエンターテイメント性は限りなくゼロに近いです。
所謂“伝記モノ”というカテゴリーからすると前述の手法や演出、もっと言うとこれらを併せ持つ“非現実感”には賛否両論物議を呼びそうな感じもしますが、個人的にはコレが監督の、出演者の、そしてスタッフ等作り手側の問いかけだと…。
見る側がコレを受け入れ(られ)るか否かは問題ではなく、どれだけイマジネーションを働かすことができるかというコトを試している…と言うか、ただただその一点(イマジネーション)のみにこだわった作品ではないかと。
つまりは100人のオーディエンスがいれば100通りの感想があるみたいな感じの作品であります。
で、私の感想としては…
全般的に役者さんたちの演技は抑えめで、「泣かせよう」的な過度の演出、演技もありませんので、大きな感動や号泣するようなシーンはありませんが、ホロリとさせられる…というかボディブローのようにじわじわと効いてくるような作品です。
結果的には“傑作に限りなく近い良作”だと…。
いつもは「映画は独りで観るもの」と言い放っている私ですが、コノ作品は大事な人(たち)と見て欲しい作品です。
はっきり言ってオススメです。(^o^)/
個人的には Kate Winslet が「いい女」というか「魅力的な女性」になったなぁ…と。
あと Dustin Hoffman は良い歳のとり方をしていると…。
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コメント
めりすたさん、おはようございます^^
うんうん。わたしもまたダイスキな人たちと観に行きたいなって思いました。
この映画、実は母もわたしとは別の日に観に行っているんですよっ
母はまた違う意味でココロ動かされたようです。
めりすたさんのおっしゃるように、観られた方それぞれの感じ方があるのかも知れませんね。。
ケイトさん、好きな女優さんです^^
どんな役柄でも人の良さが滲み出ているような気がします。
と言ってもそんなに彼女の映画観てませんけど(笑)
投稿: LEE | 2005.01.22 09:06
めりすたさん、おはようございます!
本当に良い作品でしたね。
今も、感動がひたひたとめぐってます。
みたー!泣いたー!笑ったー!
それだけの映画も、それはそれでよいのですが。
こうやって、持って帰れる映画に出会うと、本当に嬉しくなります。
ピーターパン自体が、100年の歳月を経ても色あせないように。
この映画も、歳月を経て、尚、人のこころに残リ続けるように思います。
ケイトブランシェット、よい女になりましたよね。
アイリスとかもそうでしたけど、彼女は役者というより、人格や品格がにじみ出てるなぁと感じました。
ダスティンホフマンも、素敵でした。
と、書いてるうちに、また、観たくなりました。
オスカーでもとって頂いて、ロングランしてほしいです。
投稿: pico | 2005.01.22 10:10
>LEE サマ
こんにちは。
この作品を鑑賞した私の周りの何人かにも感想を聞いてみましたが、それぞれが少しずつ違った部分に感動し、心を動かされているようです。
毒気のない作品ゆえ、否定派も存在するかと思っておりましたが、今のところはまだいないです。(笑)
ケイト、良かったですね。(^o^)/
健康なイメージが強い彼女ですので、今回はそのギャップに…という部分がない訳ではありませんが、結果的には良いキャスティングだったと。
> pico サマ
こんにちは。
「持って帰れる映画」、いい表現ですね。
やっぱり観賞後にもあれこれ思いを巡らせることができる作品というのは、確実に心に残る作品となっていますよね。本作は正にそんな感じで…。
ケイトブランシェットにしても、ダスティンホフマンにしても素敵な歳のとり方をしてますよね。
ま、役作りゆえの…という部分もあるのでしょうが、観るものを魅了するというのは並の役者ではできないことだと…。
投稿: めりすた | 2005.01.22 14:39